失敗しない炊飯器の選び方

一般的な炊飯器と違い、家庭用の酵素玄米炊飯器の選択肢は少ないです。

しかし各メーカーが独自技術で開発しているので、それぞれ機能や炊きあがりは全く違うので、多くの方がどの機種を購入したら良いか迷ってしまいますね。

でもポイントを押さえてしまえば、きっとあなたに最適な酵素玄米炊飯器に出会えるはず!

酵素玄米炊飯器の選び方3つのポイント

最適な酵素玄米炊飯器を選ぶために、重要だと思われるポイントを3つに絞りました。
あなたにとってどれが最も優先順位が高いものでしょうか?

酵素玄米炊飯器選びのポイント

・加熱方式

・内釜

・デザイン

1.加熱方式の違い

一般的な炊飯器は加熱方式によって次の3タイプに分けられます。

加熱方式

・マイコン式
・IH式
・ガス式

マイコン式炊飯器(メーカー独自のアルゴリズム)

マイコン式炊飯器は、炊飯器内底部に取り付けられた電熱ヒーターで内釜を加熱し、炊飯・保温します。

イメージとしてはコンロの上に金属製の釜を置いて炊飯するような構造です。

マイコン式の炊飯器底部

では、なぜ『電熱熱ヒーター式』と呼ぶのではなく、『マイコン式』と呼ばれているのでしょうか?

電気炊飯器が登場した当時、炊飯器の炊飯方法は非常にシンプルなものでした。

釜内が予め設定された温度に達すると電源が落ち、炊飯を制御するというものでした。そのため、炊きあがりにムラができてしまいました。

しかし美味しいご飯を炊き上げるためには、微妙な火加減が不可欠。

この欠点を克服するために発明されたのが、電熱ヒーターの温度をコンピューターで制御する仕組みです。

絶妙な火加減をコンピューターにプログラムして炊飯の火加減を制御しているのです。

このため、『マイコン式』と呼ばれるようになりました。

はじめチョロチョロ中パッパ、赤子泣いてもふた取るな

 デジタル大辞泉


皆さまは日本に古くから伝わるこの唄を聞いたことがある方もいるかもしれません。

これはかまどで白米を炊く際の火加減の順番が伝承したものです。

マイコン式の酵素玄米炊飯器は、この火加減を再現するため研究を重ね、最も美味しく炊けるパターンをプログラムしたものです。

また、マイコン式は、他の家電製品と比べて電磁波の発生量が著しく低いのも特徴です。

ご家族に成長期のお子様いらっしゃる方には特にオススメです。

IH式

IH式炊飯器は、内釜自体を加熱して炊飯・保温する製品です。

本体に設置された磁力発生コイルから発生した磁力線が、内鍋の底を通過する際に、渦電流となり、その電気抵抗で内鍋自体が発熱する仕組みです。

IH式炊飯器のメリットは、立ち上がりの早い強火と高火力です。

IH式の代表的な酵素玄米炊飯器は『CUCKOO ツインプレッシャーIH』です。

立ち上がりの早い強火には、熱伝導率が高い内釜を使うことでメリットが享受できます。

さらにIH式のメリットである高火力ですが、高圧力と組み合わせることで沸点を上げることでマイコン式、ガス式に劣らない高火力を得られます。

ガス式

ガスは、都市ガス等を使って実際に直火で内釜を温める方式です。昔ながらの炊飯方式で圧倒的な高火力によって一気に炊き上げられることから、根強いファンが多いです。

しかしながらガス管の工事が必要だったり、炊飯器を置く場所が限られることから、最近では主流とは言えない方式です。

2.内釜

一般的な炊飯器の内釜の材質は以下のような物があります。

  • 鉄、銅、炭、アルミニウム、ステンレス、チタン、炭素、土

炊飯のことを考えると、内釜の素材は熱伝導率の高い炭や銅、鉄を使うと最高です。絶妙な火加減ができるので、美味しいご飯が楽しめます。

しかしながら、現在では高圧力による沸点の上昇で高温炊飯が可能になったため、素材の違いによる伝導率の違いを気にする必要はないでしょう。

炭の内釜はご飯のこびりつきが酷く耐久性に欠けるし、鉄製の内釜は主婦が一人で扱うのが現実的でないくらい重いし、銅の内釜は非常に高価です。今は暑い買いやすくお掃除も簡単なステンレス製がおすすめです。

内釜は絶えず高温にさらされて、しゃもじに何度も接触するため、現代の技術では半永久的に使える内釜は存在しません。使っている内にいずれ必ず交換する必要が出てくる消耗品です。

アルミニウムの内釜

熱伝導率が高く、交換のコストが安い素材、『アルミニウム』です。

内釜にアルミニウムを使った酵素玄米炊飯器は、『酵素玄米炊Pro2』と『なでしこ健康生活』です。

『なでしこ健康生活』は、ダイヤモンドコーティングを選ぶことで、交換の頻度を少なくしています。『酵素玄米Pro2』は、フッ素コーティングを選び、交換コストを抑えています。

ステンレスの内釜

『CUCKOO ツインプレッシャーIH』は内釜素材にステンレスを使い、ダイヤモンドを含むコーティングを売りにしています。

昨今の炊飯器は商品金額の大部分が内釜の価格ということが多いようです。

以前はステンレスの内釜の熱伝導率の低さは炊飯には向いていませんでしたが、1.8気圧以上の高圧を掛けられる現代の炊飯器では、むしろステンレスの強度と扱いやすさが好まれています。

内釜の交換にかかる参考費用

『酵素玄米Pro2』・・・税込7,020円
『なでしこ健康生活』・・・税込16,200円
『CUCKOO New 圧力名人』・・・税込25,920円

3.デザインの違い

炊飯器は、電子レンジやオーブントースターなどと同様に据え置きで使うもの。特に、酵素玄米を作る場合は、保温状態にあることがほとんどです。基本的に炊飯器はキッチンに置きっぱなしになるということですね。

そのためやはりデザインとサイズは酵素玄米炊飯器選びで非常に大切なポイントです。

左から『なでしこ健康生活』、『酵素玄米Pro2』、『CUCKOO New 圧力名人』

以下は私の個人的な感想です。

なでしこ健康生活

お米を意識したつるっとしたデザイン。デザインの重心が上部。色使いが可愛らしい。

酵素玄米Pro2

コンパクトでミニマルなデザイン。デザインの重心が真ん中。細部までしっかり作られていて最も高級感があるのでどんなキッチンにも合う。

CUCKOO New 圧力名人

大きく無骨なデザイン。デザインの重心は下部。高級感があります。色使いがシンプルで、液晶が大きめ。

酵素玄米炊飯器は、長い間使うもの。

内釜を適切に交換していけば数十年使っていけるものだと思います。ずっと使うものだから、飽きのこないしっかりしたデザインの物がオススメです!

失敗しない酵素玄米炊飯器のまとめ

加熱方式で選ぶなら・・・
電磁波が少ない、マイコン式の酵素玄米炊飯器。
電気代が安い、高出力のIH式の酵素玄米炊飯器。

内釜の種類で選ぶなら・・・
絶妙な火加減で炊き上がりの食感はアルミニウム製内釜。
電気代を押さえ、使いやすさを優先するステンレス製内釜。

デザインの違いで選ぶなら・・・

色使いや大きさでキッチンにあった炊飯器。

という感じで選んでいけば間違いないと思います。

最初の1台目の酵素玄米炊飯器をお探しならこちらです。

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