『酵素玄米Pro2』は私が初めて購入した酵素玄米炊飯器です。購入の決め手は、お気に入りの自然食レストランのスタッフが使っていたからです。『プロフィール』でもその経緯を書きました。
芸能人からの絶大な人気
バラエティ番組等で芸能人が自宅キッチンを紹介する際、酵素玄米炊飯器を持っている方は私が見る限りほとんど『酵素玄米Pro2』でした。
モデルのローラさんは『Rola's Kitchen』という著書を出版していますが、その中でもこの機種を紹介しています。
吉瀬美智子さんもテレビ番組で3台の『酵素玄米Pro2』を持ってきて、明石家さんまさんに勧めていましたし、Yahoo!ニュースでも取り上げられた優木まおみさんの自宅紹介でも紹介されていました。
書き切れないほど多くの芸能人やモデル、歌舞伎役者、お笑い芸人、ミュージシャンが愛用しているのが『酵素玄米Pro2』です。
人気の味と食感
では、その人気の秘密は何かというと、この機種独自の味と食感です。
『酵素玄米Pro2』はそこがしっかりしているからこそ、美をお仕事にする方たちが圧倒的に支持しているのです。
『酵素玄米Pro2』の外観レビュー
他の機種同様、新品の開封の過程をお見せしたかったのですが、以下は私がしばらく使った『酵素玄米Pro2』なので、多少使用感があるのはお許しください。
■外箱
白と小豆色を貴重としたミニマルかつ清潔感のあるデザインです。
■箱の中身
箱を開けると、緩衝材に挟まれた本体が出てきました。緩衝材の材質は他の2機種と違い、発泡スチロールのようなスキマのないものでした。
■液晶
液晶部は『なでしこ健康生活』とほぼ変わらないサイズ。他の機種と異なり、バックパネルの色がその時の動作内容によって変化します。オレンジや、緑、青色になります。
■水タンク
水タンクはコンパクトです。背部のデザインも手を抜いていません。
■裏蓋
裏蓋は取り外して洗うことができます。裏蓋の周りのパッキンには向きがあるので『前面』と記載があるので、裏表間違えることもなさそうです。
■ロックレバー
パソコンのマウス型のレバーです。レバーを握った時の感触もマウス感がすごい。
■蓋を開ける
蓋が持ちあがる際のバネの力は3機種で最大です。
しかし、蓋を最大まで空けた時、蓋の角度が90度にはならないので、勢い良く開けても本体が倒れることはありません。
■内釜
アルミニウム素材の内釜。3機種で最も軽いです。
微妙な炊飯熱の調節と強度のバランスを限界まで追い込んだ厚さです。
炊飯器の内釜は消耗品です。内釜を交換できれば、炊飯器は数十年は持ちます。『酵素玄米Pro2』の内釜の交換コストは7,020円で圧倒的な安さです。
熱伝導率を考えると、銅や、炭の方が火加減をより緻密に調節できますが、
銅は高価。採用すると、炊飯器の価格が一気に100,000円以上になってしまいます。また、炭だと、業界最大の圧力炊飯1.8気圧に耐えるのは強度的に不安です。
そのため、酵素玄米炊飯器の内釜にはアルミニウム素材が最適です。
アルミニウム素材を採用している酵素玄米炊飯器は、『酵素玄米Pro2』と『なでしこ健康生活』です。
■電源コード
電源コードは本体下部に巻きつけて収納します。自動で巻き取る機能はありません。
『酵素玄米Pro2』で炊いてみる
他の機種と比較するために全く同じ条件で炊飯をします。
・炊飯前に浸水時間を設けない。
・4合の玄米に小豆と黒米と食物酵素、自然塩を追加。
・最初の試食は炊飯直後、2度めの試食は3日間後。
1.4合の玄米を計量してザルに入れる。
付属の計量カップすりきり1杯で1合分です。4カップを正確に測り、ザルに入れます。
2.小豆と黒米をザルに入れる。
お使いのざるの穴が大きいと、黒米が穴から流れ出てしまうので注意が必要です。オススメは、編み込んだものではなく、パンチ穴の開いているタイプのザルです。
3.水を入れ、泡立て器で2回研ぐ。
研ぐ時は玄米の外皮にできるだけ傷をつけるために、手早く、強めに行います。とぎ汁は白米の時と違い、無色透明です。
4.内釜にお米を移す。
大きめのザルだと、お米を移す際にこぼれてしまうので、内釜の外周とほぼ同じ大きさのザルが使いやすいです。
5.内釜内の目盛りにピッタリ水位を合わせる。
水の量は少し違うだけでも炊き上がりが変わってしまうので注意します。
6.食物酵素と塩を加えます。
全ての食材を投入後に蓋を締めロック。
7.炊飯ボタンを押して炊飯スタート。
酵素玄米モードを選択して・・・炊飯スタートボタンを押すだけの簡単操作です。
できあがりまでの時間『105分』がディスプレイに表示されます。
試食
炊きあがりです。蓋を開けた時の蒸気の量は、他の機種より少しだけ多く感じました。
【最初の試食】炊きあがり直後のご飯
食感はびっくりするほど、ふわふわもちもち。玄米特有のパサパサ感は全く感じられません。
風味は明らかに白米とは異なるのですが、食感は白米やおこわのようにふわふわです。
芯の残りも全く感じません。これは炊飯時間が長いこと、特許取得済みの炊飯アルゴリズムによるものだと思います。
私はこのふわふわでもちもちした食感が好きです。
【2回めの試食】3日間熟成させた後のご飯
3日間熟成させた後のご飯は、炊きあがりより色に深みがあります。
また、食感は炊きあがりのご飯とはほとんど変わりませんが、味と香りが劇的に変化します。熟成された酵母のようななんとも言えない心地良い香りがします。
また、味わいも高級なお赤飯のような上品な味になりました。
『酵素玄米Pro2』はこんな方にオススメ
今回のレビューでも、炊飯器の初期設定でご飯を炊きました。
『酵素玄米Pro2』は他機種と異なり、複雑な設定もできませんし、白米の炊飯容量も若干小さいし、炊飯時間も長いです。
しかし、できあがった酵素玄米の味と食感はかなり良いです。
難しい操作は一切無用。買ったその日にびっくりするほど美味しい酵素玄米を食べられるのが最大の長所です。
酵素玄米を簡単に作るならこちらの記事がオススメ。